遊戯王2pick シナジー研究
シナジー研究家火星代表の帯です。こんばんわ。今日もあなたに素敵な夜をお届けしに参りました。
なんの面白みもない挨拶は早々に斬り捨てて本題に入りましょう。
今日はカード群紹介に絡めてシナジーについてお話しようと思います。
シナジーとはなんぞや?そう思った方は是非この『シナジー』という文字をクリックorタップしてみてください。はてなの事典みたいなのに飛びます。便利ですね。
それではシナジーについて理解したというていで進めていこうと思います。
2pickのカードプール構成において非常に重視する点です。遊戯王のモンスターカードは個々が非常に多様な情報を持っています。他のカードゲームと違う点としては「固有名」「属性」「種族」だけではなく「レベル」「効果/通常」更に詳しく分類していくと「チューナー」「ユニオン」「スピリット」「ペンデュラム」等様々なタイプの種類が存在します。その多種多様でそれぞれ特徴の違うモンスターが持つ効果をうまく利用することで強力な力を発揮します。俗に言う「コンボ」でしょうか。
ただ、どのカードゲームにも言えることだとは思いますが、コンボが成立する上で重要な点があります。それは『効果が1枚で完結するもの』と『効果がその1枚では完結しないもの』の2つ以上がないと成り立たないということです。
どういうことでしょうか?
「グレイドル・コブラ」と「クレーンクレーン」を例に見て見ましょう。
グレイドル・コブラは戦闘・罠効果で破壊されると相手のモンスターを対象に装備カードとして装備しその対象モンスターのコントロールを奪取します。この1枚で完結しています。
しかしクレーンクレーンはどうでしょうか?クレーンクレーンは自身が召喚に成功した時、墓地からレベル3モンスターを効果を無効にして蘇生します。〝墓地にレベル3モンスターがいる〟という状況を前提に置いたカードデザインですよね。なのでこのカードはこの1枚で完結している効果を持っているとは言えません。
ですが、コントロール奪取の役目を終え破壊されたグレイドル・コブラが墓地で眠っているとしましょう。コブラのレベルは3、つまりクレーンクレーンで蘇生することが可能です。
「でもクレーンクレーンで蘇生したモンスターは効果が無効になる…(._.`)」
はずですが、グレイドル・コブラが効果を発動する場所は墓地であるためフィールド上での効果無効は関係ありません。つまりもう1度グレイドル・コブラで相手のモンスターを奪取できる場面が成立しました。
いかがだったでしょうか。普段とは少し違った観点で見ていくことでシナジーからなるコンボについて少しでも理解が深まってたらいいなと思います。
ただ、今回の例のような「グレイドル・コブラ」と「クレーンクレーン」を同時に採用するデッキなんて今の環境どこにも存在しませんよね。ですがこの「遊戯王2pick」ならそのような組み合わせも有り得る、むしろそのようにカードの繋がりを意識したカードプール構成にするのが醍醐味と言えると思います。
普段とは違う角度で遊戯王を遊んでみましょう!シナジー研究はまだまだ続きますが今回はさわりということでこの辺で!
長々とお付き合いいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!